板葺屋根の古民家 旧黒澤家住宅 茅葺屋根の建物 2021.05.222021.05.29 その古民家は上州と信州との国境、十国峠に向かう十石街道沿いにありました。 屋根は石置き板葺き屋根でした。 置き石はまるで鱗のごとくびっしりと敷き詰めてあります。 建物の一階と二階の幅、奥行きは同じサイズのようです。 妻側は破風、棟、懸魚、シンプルながらもデザイン性があります。格子も建物が大きいのでボリュームがあります。 村玄関 式台 手前は式台 南西方向からの眺め 西側の妻側 ぐるりと戻ってきて東の妻側 屋根の置き石の展示。 玄関から奥へ通り土間にはなっていませんでした。奥に見える部屋は女中部屋です。 とても立派な神棚です。 式台から上がると、着替えなどする部屋になります。 西側の奥の三部屋が代官が来訪時の座敷になります。普段は使用しない部屋です。 欄間の彫物、近くで見れないのが残念です。 釘隠しの亀 家族でも男性と女性は別の部屋があてがわれています。 主人の部屋には床の間が設えてあります。 榑材を見上げたところ。 屋根の葺き替え用の榑材がたくさんストックされていました。
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