安中藩武家屋敷郡奉行役宅

武家屋敷

藩主板倉勝明の側近、山田三川の住まいでしたが、その後猪狩幾右衛門懐忠の屋敷となりました。両者共に郡奉行を勤めました。建築年代ははっきりしませんが、幕末期だったようです。

長屋門
台所の立札の奥の小部屋は使用人の部屋です。ぎりぎり横になれる狭いスペース。
ここにカマドもあったのでしょうね。
土間を通り抜けて庭に出ました。手前が洗い場で、奥が濡れ縁になります。
ここから座敷に上がります。
天井は無く、梁の剥き出しです。
手前側の下座敷。
その奥の納戸。
濡れ縁に出ました。時代劇などではここで盃をかたむけて…
床の間のある上段、奥座敷です。
トコの天井には刀が隠してありました。
納戸
奉行、または藩の役人専用の玄関口。
湯殿といっても湯船は無く、タライで浴びて汗を流していたのですね。
長屋門を内側から。右側は同心部屋として使われました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました