安中 板倉家武家長屋

安中藩の中下級武士の住居がありました。

手前の囲いの中に瓶を置いて、中の流しからの排水を受けていたのですね。
玄関から入って直ぐの通り土間。
天井は剥き出しの梁でした。
手前の座敷から流しへ。
通り土間から座敷を見たところ。手前と奥に二間あります。
こちらは隣りの住居の様子です。
手前の下座敷。小さいながら囲炉裏が切ってあります。お茶室サイズですね。
明治の頃の武家長屋父親か祖父がここに住んでいたのでしょうか?
奥の座敷
濡れ縁に出ました。
奥がトイレになります。小さいなぁ…これだと直ぐに溜まってしまいそうです。反対側の外の壁には瓶が無いのですが、往時はあったんでしょうか?
トイレの建物。小用の瓶はありません…
調度品①煙草盆
調度品②眼鏡
調度品③櫛
調度品④火打ち石
屋根は長屋なので繋がっていますが、奥側は格上の武士の住居になります。
格の高い武士の間取り座敷に天井張りがされるので、壁が塞いであります。
格の高い武士の間取りはもう一間増えます。
格の高い武士の間取り「中座敷」が付いています。座敷には天井も設てあります。
格の高い武士の間取り中座敷(左側)と上座敷(右側)。
井戸端では奥方さま達の主人の出世噺に花が咲いたのでしょうか?

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