街道をゆく 中山道 和田宿

中山道和田宿にお邪魔しました。

国道から脇道に入ると直ぐに立派な本陣の建物が見えてきます。

本陣の建物を横から見ると、本棟造の構造だと分かります。信州では塩尻を中心によく見かける構造です。

和田宿本陣(復元)
文久元年3月に火事で焼失するも、
同年11月、和宮さまがここで逗留されるとのことで
直ちに再建されたそうです。

鵜沼宿に和宮御一行さま宿泊だけでも
山田村(名古屋市北区)辺りまで
足りないものを掻き集めたというのに、
大工に左官に、信濃国中、若しくは飛騨とか?
から集めに集めたのでしょうね。。

屋根は板葺きでした。本陣が板葺きなのですから、宿の他の建物も皆板葺き屋根であったろうと推察します。

 

明治維新後に本陣の役割が無くなると、
建物はお寺などに移築されました。

斜向かいの旅籠屋石合。

脇本陣

脇本陣は当時の御殿部分が残っています。

脇本陣の門

脇本陣から西に向けての眺め

「万屋」という屋号のお店。
現在は酒屋さんに。

何故かここだけ卯建が設えてあります。

 

旧旅籠「大黒屋」

旧問屋「山木屋」
信じられませんが、江戸時代は石垣の高さが街道の高さということです。

リノベーションされたカフェの建物を正面から

旧旅籠「かわちや」
資料館になっています。

 

 

旅籠屋「たかき」
ここから東方向へは「出桁造り」の建物が目立ちます。

信定寺の楼門

 

信定寺の本堂

本陣の向側はお蕎麦屋さん「羽田野」
名主の役宅をリノベーションしています。

 

 

 

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